OWL OSAKA 実装配置図 / 現地調査を踏まえた改訂版
どこに何を置き、どこで何のデータを取るか。
株式会社EXPLACE
2026年◯月◯日
DESIGN ── 集めるものは3種類だけ
接点 01・04 で取得
状況
誰が、何を求めて、どんな条件で来店したか
Wi-Fi接続時の1問 / 受付の1タップ
基盤A・接点 02 で取得 ※現在ここだけ未記録
行動
実際にどの曲がかかったか、何が注文されたか
CDJからLAN受信 / VIP卓上iPadの注文
接点 01 で取得(自動)
反応
その直後にフロアの人数がどう動いたか
Wi-Fi接続数の推移(自動・1分ごと)
FLOOR MAP ── 実際のフロア構成に沿った設置位置
1FDanceFloor 受付・バー・ダンスフロア・ステージ/VIP席あり(位置と席数は実測で確定)
2FVIP / Lady's Floor VIPシート A・B/吹き抜けはなく、1FのLEDは見えません
接点 01 Wi-Fi(設定変更+SSID統合)
基盤A DJ再生ログ受信
接点 02 VIP卓上iPad
接点 03・04 LED掲出・受付
フロア間の移動検知(接点01の副産物)
お客様の動線
※ 上図は公式フロアマップをもとにした簡略図で、現地調査を踏まえて改訂しています。
1FのVIP席は、位置と席数を PHASE 0 の実測で確定させます(上図には記載していません)。
実際の壁位置・什器配置・機器の設置場所も、同じく PHASE 0 で確定させます。
INSTALLATION ── 各ポイントで何をするか
2Wi-Fi AP(1F・2F)接点 01
場所
1Fダンスフロア/2F VIPフロア 既設のアクセスポイント
やること
設定変更のみ。接続画面に1問表示し、フロアごとの接続台数を1分ごとに記録。フロア判別にはSSIDの統合が前提です
取れるデータ
設問の回答/滞在時間(Wi-Fi接続時間=下限値)/1F・2F別の在館人数/フロア間の移動
調査の結果/PHASE 0 で確定1Fと2FでSSIDが別と判明 → 統合を推奨。APの型番/統合の可否/階段・トイレの電波を PHASE 0 で確定
3DJブースの小型PC基盤 A
場所
1Fステージ内のDJブース LANハブの空きポート
やること
LANケーブルを1本挿すだけ。CDJが常時発信している曲情報を受信して保存
取れるデータ
再生曲/BPM/切替時刻 = 購買・在館と突き合わせる基準の時刻
調査の結果/PHASE 0 で確定PC接続とUSB接続が混在 → 取得方式は4案から選定(この方式を推奨)。CDJ同士のLAN接続/ハブの空きポート/USB運用時の履歴設定を PHASE 0 で確定
1受付の端末接点 04
やること
既設iPadに画面1枚。列側にお客様ご自身の「今夜の気分」(2択・絵柄)、スタッフ様は初回/常連の1タップ
取れるデータ
来場目的・気分(入店時点)/初回か常連か = リピート率/入店時刻
現場の変化
列側はスタッフ様の操作は不要。1タップは1件1秒、「聞けなかった」で飛ばせます
調査の結果/PHASE 0 で確定酔客と混雑の影響が大きいため優先度を下げ、他の接点の効果を見てからの判断を推奨。受付の運用と端末/ピーク時の列と所要秒数を PHASE 0 で確定
4LED送出PC接点 03
やること
掲出画面1本を全画面表示(リクエスト名/投票結果/お題の3モード切替)。ブラウザを全画面にするだけ
取れるデータ
音楽嗜好(リクエスト=最も精度の高い形)。2Fからは視認できないため、2FのVIPには卓上iPadから表示します
現場の変化
AJ様が掲出のタイミングを操作されます(承認制。自動制御は含みません)
調査の結果/PHASE 0 で確定2FからLEDは視認できないと判明 → 出し先を分離。LEDの入力系統と空き/PCを繋げるか/VJが入る日を PHASE 0 で確定
5VIP卓上iPad(既設)接点 02
場所
1F・2FのVIP席 既設の卓上iPad。席が固定されているため運用が明確です
やること
既設iPadのブラウザからご注文。お会計は今まで通り退店時に精算
取れるデータ
実際の購買履歴 = 申告ではなく行動/2FのVIPはここから投票・リクエスト
現場の変化
伝票の手書きが減ります。1Fバーカウンターには導入しません(VIP席のみ)
調査の結果/PHASE 0 で確定卓上iPadが既設と判明 → 購買データが未取得のため最優先に。台数と機種/注文をどなたが入力されるか/1F・2FのVIP席数を PHASE 0 で確定
6階段まわり(移動検知)接点 01 の副産物
場所
1F・2Fの階段付近 専用の機器は設置しません
やること
SSIDを統合したうえで、接続先APが1Fから2Fへ切り替わったことで移動を判定します
取れるデータ
退店と2F移動の区別/1F滞在と2F滞在の時間配分/移動が起きた時刻
現場の変化
なし。接点 01 の副産物として自動的に取得されます
調査の結果/PHASE 0 で確定現状は1Fと2Fで別SSIDのため、統合しない限りこの指標は取得できません。統合の可否と、統合後のフロア移動の実測を PHASE 0 で確定
USER FLOW ── お客様の一夜と、取得のタイミング
01 入店前
自宅・移動中
操作 0回
JP Nightで混雑状況と次のDJを確認
▸ 来店検討者の数と時間帯
02 入店時
1F 受付
操作 0回
列で「今夜の気分」を1タップ。身分証の確認時にスタッフ様が1タップ
▸ 来場目的・気分
▸ 初回か常連か/入店時刻
03 滞在中
1F フロア・バー
1タップ
Wi-Fiに接続。接続画面で1問だけ回答
▸ 同行者構成
▸ 1Fの在館人数(自動)
04 転換時
DJチェンジ
1タップ
音が落ちた瞬間、手元から投票・リクエスト。2FのVIPは卓上iPadから
▸ 音楽の好み
▸ 実際の再生曲(自動)
05 2Fへ移動
VIPシート
操作 0回
SSID統合後、接続先APが2Fに切り替わり、移動を検知
▸ 移動した時刻
▸ 退店ではないと判別
06 退店
帰路
操作 0回
どちらのAPからも切断されたことを検知
▸ 1F・2F別の滞在時間
▸ =滞在の下限値(退店時刻は正確には取れません)
SITE SURVEY ── 現地調査で分かったことと、PHASE 0 で確定する項目
1分かったこと(提案に反映済み)
- 2Fに吹き抜けはなく、LEDは視認できない → 2FのVIPは卓上iPadから表示
- 1Fと2FでSSIDが別 → そのままでは移動を追えない。統合を推奨
- VIP席に卓上iPadが既設 → 購買データが未取得のため最優先に
- VIP席は1F・2Fの両方にある
- DJはPC接続とUSB接続が混在 → 再生ログの取得方式を4案から選定
- AJルームでLED・照明・スモークを操作されている → 反応を演出に返せる
- 来場者の目的が大きく異なる → 設問を一律にせず出し分ける
2PHASE 0 で確定する項目
- APの型番と、SSIDを統合できるか(管理者の可否)
- CDJ同士がLANで繋がっているか/USB運用時の履歴設定
- 卓上iPadの台数と機種/1F・2FそれぞれのVIP席数
- VIPの注文をどなたが入力されるか(金額の幅がここで決まります)
- 1FのVIP席の位置と席数(実測)
- LEDの入力系統と、送出PCを繋げるか
- 営業許可の区分と、景品の提供条件(法令面)
現地調査を踏まえ、上記のとおり提案を改訂しています。
2FからのLED投票は取り下げて卓上iPadに振り替え、フロア移動の判定はSSIDの統合を前提としました。
PHASE 0 で残りの前提が確定した時点で、確定額をお出しします。
設計の考え方とお見積りはindex.html の補足資料をご覧ください。
SUPPLEMENT ── 補足:2フロア構造だから見えること
1Fと2Fを分けて見ると、何が分かるか参考情報 3件
発見 01
「帰った」と「2Fに上がった」は
まったく違う出来事です
1Fの人数が減ったとき、退店なのか2Fへの移動なのかで意味が正反対になります。
前者は失敗ですが、後者はVIP席での消費につながる成功です。
ただし現地調査の結果、1Fと2FでSSIDが別々でした。
1Fで接続したまま2Fへ上がっても端末は1FのSSIDに繋がったままになるため、このままでは移動を追えません。
SSIDを統合すれば、接続先APの切り替わりで判別できます(追加の機器は不要)。
「移動すると切れる」という現在の不便も同時に解消されます。
発見 02
DJの評価軸が
1段階細かくなります
単純な人数の増減ではなく、「1Fに留めたDJ」と「2Fへ送客したDJ」を分けて見られます。
- 1F滞留型 フロアを盛り上げる/入場料・ドリンク回転に貢献
- 2F送客型 落ち着いた時間帯を作る/VIP単価に貢献
- 退店型 どちらでもない。ここだけが課題として残ります
どちらが良い悪いではなく、時間帯ごとに必要なDJが違うということが数字で見えます。
※ この評価軸は、SSIDを統合してフロア間の移動を追えることが前提です。
統合されない場合は成立しません(左記 発見01)。
発見 03
2FからLEDは見えないため
投票の出し先を分けます
前回はフロア全体からLEDが見える前提で設計していました。実際は2Fに吹き抜けがなく、
ステージのLEDは2Fから視認できません。
2FのVIPには卓上iPadから、1FのVIPとバー周辺の方にはLEDと手元のスマホから
という形に分けています。投票の集計自体は分かれません。表示の出し先が変わるだけなので、
「フロアが求める曲」と「VIP席が求める曲」の違いは、これまでどおり見えます。